中国シクロクロス第4戦 広島備北丘陵公園参戦レポート


いつもであれば、暖かい本日の天候などを端として
今日は自転車日和ですねぇ
昨日もそうでしたねぇ
しかし先の日曜は終日曇りでしたねぇ
ところでその日は各地でイベントがあったようですねぇ
などと、淀川長治さんのような語り口でダラダラと前口上を述べた後
チョロっと本文を書いてサヨナラサヨナラサヨナラと終わるのですが
今回は何といきなり本文に入ります。

なんせ画像の枚数が膨大ですので
ここにつまらん文章を挟んでいくと
って、え、もう既に前口上が長い?
本題に入ります。
(ところで淀川さんが亡くなってから来年ではや20年だそうで以下略

その日曜に行ってまいりましたのは
尾道から北へ約70kmの所にございます
備北丘陵公園で行われました中国シクロクロスの第4戦。

ということは既に中国地方各地で3戦行われている訳ですが
秋の繁忙期と重なっておりましたので、私自身は今期初戦となります。

これまでのレースは個人、もしくは2,3のお客さんと共に
小所帯で参加しておりましたが、ワタクシの草の根普及活動
というか布教活動が功を奏したのか、今回は中所帯での参加となりました。
ちなみに布教活動とは、「お兄さん、いいシクロあるよ」
とニヤけながら声をかけて裏の倉庫で取引をすることです。

大中小、様々なシクロクロス向きの自転車を積載し
気温1℃の中、紅葉と雲海の中をひたすら北上します。

ちなみにこの時の車内では、息子ほどの若者に
「アニソンと言えば燃え上がるガンダムであるよな?」
という、自らジェネレーションギャップを広げる質問が
自転車屋からなされておりました。

レース会場は広大な公園の中にあるのですが
ゲートが開くまで随分と待たされたこともあり
駐車してすぐにまずは朝の試走タイム。

1周だけ走りましたが、この時点で帰ってしまおう
という意見がチーム内にチラホラ。
もちろん一番先に帰り支度を始めたのは私です。
だって危ないっすよこのコース。

そんな小さな弱音は、しかし若人達に聞いてもらえるはずもなく
各自笑顔でゼッケン貼りです。

今回出走するチームメンバーは8名。
そして自転車は7台。
恐らく1人はスタートと同時にランニングだと思われます。(失格)

ちなみに7台中レッドバイシクルは3台。
手前から
ANCHOR(アンカー)のCX6D
TOYO(東洋フレーム)のCX-2
macchi(マッキ)のオーダーシクロです。

そして、出来上がったばかりのチームジャージに身を包んだ
今回の出走ライダーズがこちら!

左から
ヒゲ(M2&3)
エース(C3&4)
B氏(C3&4)
Y氏(M2&3)
ゴリ(C3&4)
R氏(C3&4)
K(C3&4)
と、写っておりませんがT氏(C3&4)。

一部紹介がぞんざいですが、自称がゴリなので仕方ない。

そして自身も主にロングライドの自転車乗りであり
今回のチームジャージ作成にも携わって頂いたUSAさんにも
チームのカメラマンとして同行頂けました。
(USAさん:ジャパニーズ)

ちなみに名前の横の()は、この日走るカテゴリーです。
“M”から始まるのが40歳以上のマスターカテゴリーで
“C”から始まるのは上限無しの一般カテゴリー。
故に、別に40歳以上でも一般カテゴリーで走れるのですが
「だって学生さんらに親父狩りされるじゃん」
というネガティブな理由でとりあえずヒゲは最近マスター専門。
Y氏(40歳)は、他のメンバーと一緒に走りたかったようですが
「え、ワシ1人で寂しいが」とヒゲが言ったからこの日が初シクロ記念日。

そんなオッサンカテゴリーの29人がまずはスタートです。

Y氏とヒゲは安定の最後尾スタート。

試走で分かってはおりましたが、このコースはとにかく難しいです。

森の中ですので、まず全体的に滑りやすい落ち葉の絨毯。
そしてその下にはグチャグチャの泥。
そんな所を直滑降で下り、下り終えた所に階段。

そんな危険なコースですので、なおさら実力差がはっきりとします。
スタート直後の階段でこんな渋滞に巻き込まれている間に
先頭集団ははるか彼方へ。
(この写真のみ関西シクロM1チャンピオンの藤井選手撮影)

チーム内では、やはりマスター最年少の若さか
スタート時には隣にいたY氏が半周で鋭くジャンプアップ!
をしていたのに、2周目でヒゲに追いつかれてこの表情。
「ヒゲこわいぃぃ」

しかし毎日自転車通勤で鍛えているからでしょうか
シクロクロス初参戦とは思えない堂々とした戦いぶりです。
女性の前だけ張り切っている可能性もございますが。

この後に走る外野陣からのニヤニヤ応援。

まぁこの30分後には立場逆転ですがな。

なんとかここまでY氏の追撃を振り切り、先輩の面目を保っていたヒゲですが
最後の最後に、スピーカーからの「ゴール」コールを真に受けて
ゴールライン直前で帰ってしまうこっ恥ずかしいミスを。

運営のご厚意で、コースアウトした所から再スタートさせて頂けましたが
それまで苦労して追い抜いた選手にぞろぞろ追い抜かれるわ
周囲はニヤニヤしているわで、色々辛い気持ちでゴール。

奇しくも、その直後のY氏とワンツーフィニッシュ
じゃなくてワンワンワンツーフィニッシュ(11位&12位)。
そして示し合わせたように2人共長男。

「こんな恥ずかしいミスが若人に知られると立場無いけぇ内密に…」
「そっすね、店長の立場が無いっすね。太郎の名にかけて秘密にしときますよ」

「ねぇ聞いて聞いて、店長ゴール手前でどっか行ってやんのー」
「えー、うっそー、ちょーウケるー」

「おんどりゃー、とっととスタートに並ばんかー」
「きゃー、ドジがうつるー逃げろー」

そんな被害妄想コント。
ちなみに「おんどりゃあ」は「この野郎」とかいう意味の備後弁です。
普段は使いません。

さて、C3&4の注目選手は、中国シクロ皆勤賞のこの方。

過去3戦の内、2戦で表彰台というチームの文字通りエースです。

マシンは怪しい改造シクロ車なのですが
そのオールラウンドに活躍できる身体能力と
オートバイレースで培ったバランス能力が合致して
今季からシクロクロスを始めたとは思えない戦果を出しております。

そして後ろにもやる気がある人やら無い人やらがチラホラ写っておりますが
やはりチームジャージで統一すると頼もしさが違いますね。

そしていよいよ38名の選手がスタート!

エースは前戦でシード権を獲得しておりましたので
先頭スタートですが、体格では劣る周囲の強豪選手の間を
切り裂くようにロケットアクセラレーション!

1周目で既に3位独走となったようですが
1つのミスで大きく順位を落とす難コースですので気は抜けません。

キミたちは気抜きすぎ。

と、やる気も順位もバラバラな中
1周目から延々とランニングをしているゴリ選手発見。

聞けば開始数十秒で何かに接触してパンクをしたとのこと。

慌てて、先程Y氏が乗っていた自転車の車輪を奪ってピットで交換しましたが
私であれば早々にリタイヤをするであろう状況でも
「可能な限り走りたいです!」
と、いささかも戦意を喪失していない口調で言っていたのが感動的でした。
先程のピースコンビに爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。

という気持ちが通じたのかは分かりませんが
ピース2号(K)が落車しております。

ちなみに彼が乗っている自転車は私の物です。
The bike he is now using is mine.


On do rear!

ちなみにこの落車ポイントは、私は怖くて担いで歩きましたので
ピース2号のガッツだけは褒めたいと思います。

そんなあっちでバタバタこっちでドタバタしている中
しかしエースは平常心でミス無く3位をキープ!
この躍動感!

このパワフル感!

しかし自転車を下ろす時は丁寧に。

ここで投げ下ろすとチェーン外れにつながりますので
こういった基礎はとても大切です。

結局パンク修理等をやっておりましたので
皆さんのゴールシーンは殆ど見られなかったのですが
エースはそのまま3戦連続の表彰台に上がれたようです。
おめでとうございます!

ちなみに出走人数によって変わるのですが
この日は上位2名が昇格(→C2)でしたので
惜しい所で昇格ならず。
ちなみに出走者がもう2名多ければ昇格者が3名でしたので
その点では色々と惜しい結果でございました。

その他ではピース2号がいつの間にかの5位(え?)
T氏が8位、R氏が13位という好成績でした。

そして1周目にパンクで大幅に遅れをとったゴリ選手は
その後ゴリパワーで6人抜きを果たしたことも付け加えておきます。
ほぼ1周足で走り、修理にも手間取った(ブレーキ調整等)中での
その成績に、個人的に敢闘賞を差し上げたい気持ちです。(チューブ1本)
たらればですが、トラブルが無ければ20位ぐらい上の選手と同タイムだったでしょうか。

そんな、とりあえずドタバタではあったけれどもニヤニヤも多かった
中国シクロ第4戦でございました。

カメラマンとして同行頂いたUSAさん
沿道で声援を送って皆さん
撮影と選手の二刀流で大活躍の藤井選手(M1優勝おめでとうございます)
チーム揃っての初レースを支えてくださりありがとうございました。

次回の中国シクロは、少し先になりますが
2月11日(日)の岡山葡萄浪漫館

尾道からも近いですので、ご興味のある方は是非ご一緒に参戦致しましょう。
機材からトレーニング方法、ゴールラインの見分け方から
照れ隠し方法までご相談に乗りますよ。

それではその日まで、サヨナラサヨナラサヨナラ。

 

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