雨雲警戒サイクリング!因島水軍スカイライン&高見山(向島)

因島水軍スカイライン
本日は久しぶりにキッパリと晴れた尾道よりおはようございます。
 
しかし梅雨の合間の太陽ほど”期間限定で”ありがたがられる存在もないでしょう。
今日の晴れ間などは
「まぁ溜まっていたお洗濯物がようやく出来るわー」とか
「カビが心配だったお布団をやっと干せるわー」とか
全体的に主婦(夫)の声ですが、とにかく喜びの声が聞こえてきそうです。
 
ところが、そんな声に気を良くして
「ほいじゃあ毎日頑張るけぇのー」
と、梅雨が明けてもギンギンギラギラやっていると
「明日も猛暑日になるとみられますので熱中症には…」
と途端に迷惑がられる存在に。
 
まぁこれも毎年の風物詩なのでしょうか。
 
サイクリングも、既にこの時期から熱中症が大敵となりますので
水分補給や走行時間帯に気を付けて
貴重な梅雨の晴れ間を楽しんでください。
 
 
さて、本日の水曜日サイクリングレポートは
そんな梅雨空に怯えつつのご近所サイクリングです。
 
コースはこちら。


予定では生口島と、そこに衛星のように並ぶ高根島(こうねじま)へ
行こうと思っておりましたが、空模様に翻弄されました。
 
今回は、先日LAPIERRE(ラピエール)を納車させて頂いたNさんと一緒です。
 
まずは8時に渡船乗り場へ集合致しましたが
その時間が通学ラッシュであることを失念しておりました。
 
到着すると、向島からの渡船には
赤壁の戦いもかくやというほどの魏軍じゃなくて中、高校生がぎっしり。
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そしてもちろんそれを向かい撃つ我らが呉軍
というかこちらの船着場にも、向島の学校へ通う生徒さん達が
刀槍をきらめかせて密集しており、その中で1人
自転車ウェアで居心地悪そうに指揮を執る周瑜さん(Nさん)。
 
とんでもない時間を指定してしまい申し訳ありませんでしたm(_ _)m
 
取り合えず火矢が飛び交う戦場を命からがら抜け出し
いつ降りだしてもおかしくない雲の下
しまなみ海道を南へ向かいます。
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Nさんはこれが2回目の新車でのサイクリングでしたが
アルミロードバイクを長い間乗っていらっしゃいましたので
アチコチから乗車姿勢をジロジロとチェックさせて頂いても
全く問題はなさそうでした。
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ただ愛用のサドルが入荷するまでの代用として
付けさせて頂いたサドルとの相性が悪かったようで
こちらは苦労されておりましたが。
 
順調に因島も越え、これからいよいよ生口島
というところで、増々雲の色が濃くなり
冷たい風も吹いてきましたので、新車を濡らす前に
ということで残念ながらここで解散致しました。
走行距離は20kmぐらいでしょうか…お疲れ様?でした!
 
私は濡れても平気なシクロクロスでしたので
復路は1人、因島の東にある水軍スカイラインを使うことに。
 
上空の不気味な雲と
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冷たい強風と
「今6月だよなぁ…」と悩ませる魚と
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扇風機のようにぶん回されている切り身で
頭をいっぱいにしながら、急坂を上り始めます。
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この水軍スカイラインは、大小の峠で構成される
中級者以上向けのワインディングロードですが
交通量が非常に少なく、また眺望も良い為
お気に入りコースの1つです。
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峠をヨタヨタ上っている内に
空が若干明るくなってまいりましたので
向島でもまたヨタヨタ上ってみることにしました。
 
高見山(たかみやま)は、300mに満たない標高ですが
文字通り頂上からの眺めが素晴らしく、尾道市街からですと
以前ご紹介した鳴滝山と並んで、最もアクセスの良い
本格ヒルクライムが楽しめる山の1つです。
 
ただし斜度が部分的に15%にもなる為
個人的にはあまり脚が向かない場所ではありますが。
 
分かりにくいですが、島南東部の赤丸部分です。
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ゼーゼー言いながら上った先からは
因島大橋から先の、しまなみ海道の島々が一望出来ます。
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この眼下の半島(右側)は
その昔村上水軍の城があったとのことで
史跡好きにはそういった部分でも心躍ります。
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高見山は、以前は観光ホテルがあったり
そこに通じるリフトがあったりと賑やかだったそうですが
今はカラスが根城とするうら寂しい場所となっています。
 
その栄華の跡は、中腹の駐車場から見に行くことが出来るそうで。 
スパイラルデッキという格好良い名前の何かがあるそうですが…。
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スパイラルデッキ?
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なるほど、確かにスパイラルしております。
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上ってみると、瀬戸内海と
木々に飲み込まれようとする錆びついたリフトが見えました。
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ついでなので乗ってみました。
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カメラをセルフタイマーにして地面に置き
シャッターを押して走って行ってリフトに座る姿を
沢山のカラスに見られましたのでしばらくは高見山には行けません。
 
そんな3時間余りの近場サイクリングでした。
毎回あまり参考にはならないと思うのですが
尾道近辺の浅いディープコース(?)のご紹介ですので
しまなみ海道2回目の方は是非どうぞ。
 

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