ラグビーフィーバー


いつもの通り、無いと寂しいので
適当に選択しただけの猫画像ですこんにちは。

さらに、毎月ごとに更新されないと
コンテンツ的に寂しい、というだけの理由で
書き始めたブログでございますので
猫に負けず劣らず、自転車に無関係な内容となるでしょう。
よっぽどお暇な方のみお目通し頂ければ幸いです。

で、ラグビーです。

典型的な日本人でございますので
ラグビーのラの字も…えー
・ボールの形がレモン。
・ゴールの形が鳥居
・山下真司が監督
ぐらいは存じておりますので
ひょっとしたらラの字は
ギリギリクリアしているかも知れませんが
ともかくほとんど馴染みがございません。

その馴染みの無さたるや
いきなり試合に駆り出されたら
スクラムの一番後ろで軽く押すフリをして
あとは適当にウロチョロ走っていると
相手のタックルでキャプテン翼チックにふっ飛ばされ
即病院送りになるレベルです。

スクールウォーズといいキャプ翼といい
全体的に昭和50年代テイストですが
このブログはその頃の小学生男子
つまり現オッサンにピンポイントな内容となっております。
お気をつけください。

そんな縁遠いラグビーではございましたが
ひょんなことから、最近グッと身近になりました。

きっかけはレンタサイクルのお客さん。

ある時を境にヨーロッパ系のお客さんが
急増致しまして、不思議に思って伺うと
その殆どがワールドカップを観に来日されたとのこと。
そしてそのついでに、世界に名だたる
しまなみ海道サイクリングを思い立ったそうで
「オーアイシー!ラグビーはどこのチームを?」
などと調子よく話を膨らませようとするのですが
そこは上記のような浅はかさ。
各チームの戦績や展望などを続けざまに語られましても
「アイシーアイシー」と上の空で拝聴するより他ございません。

そんな機械人間ICマンがお客さんから教わったことは
・ジャパンは大健闘
・イギリス周辺で何チームもある
・なのにご近所同士仲が悪い
ぐらいでしょうか。

大阪で言えば、ガンバとセレッソ的な?

しかし、そのワールドカップをきっかけに
来店された皆様の国を伺うと
南アフリカを除き他は全てイギリス由来
(オセアニアとか)の国の方々でした。

やはりその国でポピュラーなスポーツは
国内で切磋琢磨するが故に強くなる訳で
その結果がラグビーとクリケットはイギリス圏
野球やバスケットはアメリカ文化圏
という偏った勢力図に結びつくのだと思います。

つまりは、それぞれの競技の盛り上がりにも
どうしてもそのポピュラーさか来る
地域差が生じてしまっているようで
仮に彼らに
「ところで広島には素晴らしい野球チームがあるんじゃが」
と伝えたところで、多分
「ソーリー、そんな新興スポーツは興味ナッシング」
と返されることでしょう。

そう考えると、地球のアチコチで盛んなサッカーは
イギリス発祥とはいえ、今や地球全体に
偏り無く浸透している稀有なスポーツですね。
やはり、丸いボールを足で蹴って枠に入れる
という、道具やルールのシンプルさがポイントでしょうか。

自転車競技も、「他者に先んじて走る」
という単純明快さはサッカー以上だと思うのですが
如何せん機材のコストと、競技フィールドの特殊さが
世界的な普及の足かせになっているように思えます。

と、ふと我に返って自転車を絡めてみましたが
本日の自転車関連の話題は上記段落のみです。
ありがとうございました。

最後に、今回のラグビーワールドカップで
当店に起こった悲喜こもごもを羅列致しますと

・殆どの方が競技経験者なのか
皆さん揃いも揃って巨体なので
貸し出す自転車のサイズが合わないことも。

・しかもラグビージャージを着てくるので
「あれ、試合は?」と聞いてしまうことも。

・ニュージーランドvsイングランド戦の前に
両国のファンが同時に来店された時の
自転車屋の右往左往っぷり。
「やっぱりオールブラックスの攻撃力は世界一っすよねー」
「しかしイングランドの守備力の前にはどうっすかねー」

矛盾って英語でも「スピア&シールド」なんですか?
※contradictionでした

まだ試合は残っておりますが
こんな小さな町にも、思いもよらぬ
ラグビーフィーバーがありました
というお話でございました。

ご来店頂いた皆さん、サンキューベリーマッチョ。

そういえば、冒頭の写真はタッチダウンに見えなくもないですね。