息抜きサイクリング

kasaoka

Kasaoka

未だ自転車が登場しない自転車屋ブログですこんにちは。

まぁ優先順位と申しましょうか、あるべき流れと致しましては
まず入れ物としての店を形作り、そこに商品である自転車を揃える
というのが基本であると思うのですが
その入れ物が未だ全然出来ておりませんからねー。

バケツで例えると、ようやく底が出来たぐらい?
取っ手まで付くのはいつになることやら…。

というバケツ制作に勤しまなければならないこの時期に
幸か不幸か、身近で自転車イベントが立て続けにありましたので
息抜きという名の現実逃避で立て続けに参加してまいりました。

一つ目は、以前の勤務先のお客さんが企画された、”笠岡菜の花サイクリング”。

笠岡は、岡山県と言えども広島に隣接しておりますので
尾道からだと40km程と、半日サイクリングには最適な距離にあります。

しかしそこに至るまでに、そこそこ交通量のある工業地帯を走らなければならないので
万人にお勧め出来るコースとは言いがたいかも。
それでも目的地である道の駅の菜の花畑は一見の価値ありです。(写真)

そして二つ目の現実逃避は、名古屋にあるプロショップ“HottSpin”さん主催の
“第二回しまなみサイクリング”。

縁あって、去年秋の第一回イベントにも同行させて頂いたのですが
夜に人と自転車満載のマイクロバスで名古屋を出発されて
翌朝からしまなみを往復してその日の内にまた名古屋まで戻る、という
強行軍は今回も変わらず。

私であれば尾道到着早々に深い眠りについて
“第二回目が覚めたら名古屋で解散式の最中でしたお疲れ様ツアー”
になること間違いなしですが、皆さん道中の疲れも微塵も見せず
しまなみ海道を楽しんでいらっしゃいました。

今回の目玉は大島の絶景ポイント、”亀老山展望台公園”。
展望台ですのでもちろん高いところにあるのですが
尾道から60km程走った後に300mズドーンと上ってそこがようやく折り返し点
というのは、そこからの絶景を差し引いても帳尻が合うかどうかという過酷さです。

私は都合がありましたのでその上り口までの案内となりましたが
後日談では皆さん和気藹々上られ、向かい風の復路をニコニコと疾走され
堀田店長などは翌日もピンピンとお仕事をされていたとか。

翌日は這いながらバケツの底作りをしていた私からすると
楽しかった思い出と、地球人とエイリアン間程の異文化交流に戦慄を禁じえません。

ともあれお付き合い頂きました皆様、有難うございました。
自分の店のお客さんとそんなイベントを出来る日が来ることを夢見ながら
サッサと現実逃避のブログ執筆を切り上げ仕事に戻ります。
(本日のメニュー:椅子組立て・フローリング剥がし・諸契約手続き他…)