FELT(フェルト)2018年モデル(ロード)ご紹介&早割のご案内


恐らく7月最初のブログは毎年同じ書き出しになると思いますが
今年もアッと言う間に半分が終わりまして
まぁどうしましょう状態の自転車屋ですこんにちは。

まぁどうしましょうもこうしましょうも
背後でじぃーと順番待ちをしております自転車達を
片っ端から完成させていけばよいだけなのですが
それにもちょっと疲れましたので
しばし先日大阪で行われましたの展示会のレポートなどを
つらつらと書いてみようと思います。

まぁこのつらつらが自転車の組み立てより疲れるのですが…。

ということで本日ご紹介させて頂くのは
ヨドバシカメラに架かりましたこちらの橋と

ドイツブランド”FELT(フェルト)”の2018年モデルです。

この2017年の丁度中間のタイミングで
2018年モデルの発表、というのは
数え年の数え方に匹敵する分かりにくさがありますが
ユニクロなどもまだセミが騒がしい時期に
ラインアップの殆どが長袖になったり致しますので
この先走り方は自転車業界に限ったことではなさそうです。

とはいえ、当店で扱うブランドの中で
ダントツの先走りっぷりを見せるFELT。

今回はその中で、主にロードバイクをピックアップして
幾つか簡単にご紹介したいと思います。
ちなみにご紹介ポイントの8割は色です。
残る2割は値段。
ご紹介内容の浅さには定評と自負がございます。

まずラインナップを見回した感想でございますが
モデルの殆どがゴッソリと一新された去年
いやまだ今年ですが、ともかく前回に比べると
大きな変化はないようです。
そして2017年と継続で登場するモデルも多いです。

これは、それだけ前回のモデルチェンジで
完成形に近づいているからだと思いますが
これが毎年のように
「FシリーズがFRになりました!来年はFRZになりまーす」
などとアナウンスされると、記憶力が低下しつつある
オッサン自転車屋などは、さらに「アレ」を連発しかねません。
「ドイツのあそこの20万円ぐらいのアレなど如何でしょう」
なんだか闇鍋ならぬ闇取引の雰囲気です。

そんな訳で、まずはそのFRシリーズからまいりましょう。

このFRは、FELTのロードラインナップの中で
最も万能なモデルでございまして
その軽さ、硬さはどんなレースにもマッチ致します。
更にカーボンモデルはBB下へリアブレーキを配することで
乗り心地も向上しており、タイヤも全完成車に25Cを採用することで
まさにオールラウンダーモデルを具現化しております。

末弟の”FR60″は定価89,800円(税抜)。

カラーはネイビーの1色だけですが
というかFRシリーズは全て1色展開ですが
ありそうでない落ち着きのある深い藍色の
シンプルなデザインは、価格以上の高級感を醸し出しております。
何より2017年の同モデルが前衛的なカラーでしたので
その真逆への変身はきっと万人に受け入れられるのではないかと思います。

コンポーネントはシマノ CLARIS(クラリス)のリア8速。
重量は幾分ズッシリな10kg台半ばです。

※自転車の画像はクリックで少し大きくなります。

その兄の”FR40″は定価148,000円(税抜)。

こちらは2017年からの継続モデルですので
詳細はメーカーサイトをご確認ください。

ダウンチューブに目立つ”FELT”ロゴが
FELTのアイデンチチーの一片だと思うのですが
そうするとこのモデルはちょっとした異端児なのでしょうか。

コンポーネントは飛んでTIAGRA(ティアグラ)になり
その影響か重量も8kg台(ギリギリ)と一気に軽くなります。
サイズも、FR60にはなかった580mmが追加されて6段階になりますが
580mmサイズを乗るには、昨日ツール・ド・フランスで勝利した
キッテル(188cm)ぐらいの身長が必要になりますので
日本ではあまりセールスポイントにならなかったり。

そう言えば、FR40の前に”FR50″という
SORA仕様の弟がいたのですが、2018年はおりませんね。
婿養子に行ったのか家出をしたのか。

FR40の次に、105構成の”FR30″(定価178,000円)があるのですが
こちらも継続モデルですので、写真等はメーカーサイトをご参照ください。

段々手抜きの様相を呈してまいりましたが気にしない。

ここまでの”FR+2桁数字”までがアルミフレームです。
そしてここからの1桁数字モデルがカーボン。

カーボンシリーズの末弟は”FR6″(定価218,000円)ですが
これまた継続モデルですので以下同文
コンポーネントはTIAGRAですが
それでも8kg台前半の重量を達成しておりますので
まずはそのままで、そして後程パーツ類のアップグレードを
というひつまぶしの様な楽しみ方も出来るモデルです。

ちなみにFR6と、2つ上位のこちらとの
見た目の違いがよく分かりません。
“FR3″、定価328,000円(税抜)。

こちらは、先日モデルチェンジしたばかりの
シマノULTEGRA(アルテグラ・R8000)を搭載した
今最もホットでナウいモデルですが
FR6とその次のFR5とは、同じカーボンでも
より上位のカーボンを使用しておりますので
7kg台半ばという、そのままヒルクライムレースでも
上位を狙える軽さを誇っております。

カラーリングは、FR6よりもオレンジがかっているだけでしょうか。
少なくとも近眼オッサンが至近距離から見ても
違いに気付かない自信がある程度の違いです。

カラーリングで言うと、2018年のFRシリーズで
最も冒険をしたのが、次の”FR3 DISC(定価378,000円)”でしょう。

FRシリーズのディスクブレーキバージョン
というのも冒険ですが、その好みが分かれそうな
配色にはダイも真っ青になりそうな大冒険を感じました。

ブレーキはもちろん油圧(BR-8070)で
他にクランクもROTOR(ローター)製であるところが
カラー以外のFR3との違いでしょうか。

順序が前後致しましたが、過去にも
そして今後もシリーズの中核を担う”5番”。
こちらは2017年モデルそのままに登場です。
“FR5″、定価248,000円(税抜)。

105仕様ですが、この価格で8kgを切るか切らないか
という性能ですので、取り合えずFRシリーズで迷ったら
そして赤色を見ると貧血が…という巨人ファン以外は
このモデルを選んでおけばあらゆるシーンで後悔がないと思います。

さらに新型ULTEGRA Di2(R8050)を搭載した
“FR2″もカラー変えて(グリーン)、そして
価格をグンと引き下げて(698,000円→548,000円)
登場致しましたが、当店には縁がなさそうですので
撮影すらしておりませんでした。

気になる方はお尋ねください。

ちなみにFRシリーズの弟分”Fシリーズ”も
全て継続モデルとして2018年度もお買い求め頂けます。

こちらは2~3色展開ですので
「自転車は値段やあらへん」という気骨ある方には
きっとお気に入りの1台をお選び頂けるはずです。
 
 
最後に、エアロロードの”ARシリーズ”をぞんざいにご紹介。

ARシリーズは全てマイナーチェンジをしておりまして
売れ筋の”AR5″(105仕様・268,000円)は
マットブラックカラーがマットカーボンカラーになりました。
つまり相変わらず真っ黒です。
間違い探し難易度Aです。

そして目を引くのが、新型ULTEGRA仕様の
“AR3″、定価428,000円(税抜)。

カタログのように真横から見ると
黒いフレームに水色のロゴという
シンプルなデザインに思えますが
前後のエンド部分内側にチラリと見える
パーポー(紫)がお洒落レベルをぐっと引き上げております。

これは個人的にも購買意欲を掻き立てられましたが
2017年モデルより5万円値上がりしていることが分かると
コウバイ・イヨクさんはどこかに去っていきました。

ちなみにその価格差はカーボンディープホイール分のようです。
そう考えると5万円の値上げはむしろ良心的ではないでしょうか。
あ、コウバイさんもこちらに戻ってくるようです。

最後にARシリーズのトップに君臨する”AR1″。

こちらはフレームセットのみの販売で
トップグレードとしては非常にお買い得な298,000円(税抜)です。

見た目は非常に大人しくなりましたが
それでいて実はトップモデル、という
ひけらかさない実力と言いますか
わびさびがお分かりになる方には最適だと思います。

ちなみにAR1をトップと称しましたが
FELTには各シリーズに”FRD”という裏ボスが存在します。

こちらはARシリーズのデスピサロ
“AR FRD”定価468,000円(税抜)の完成例です。

FRDも全てフレームセットでのみの販売ですが
この完成例の様に、高級パーツで組まないと
作法に反するのではなかろうか、と思わせる
オーラの様なものを感じます。

フレームを構成するカーボンのグレードが
最高級なのはもちろんとして
付属する諸々のパーツ類にもセラミックや
チタン製品を惜しげもなく盛り込むなど
その価格もやむなし、という豪華セットです。

ワシはゾーマレベルで終わる脚やあらへんで
という方は、是非この最終兵器で勇者を倒してください。
武器には既にバイキルトがかかっておりますので安心です。
ご来店の際は店員のマヌーサやらメダパニにご注意を。
 
 
※今月中にFELT2018年モデルをご注文頂いた方には
 もれなく早割価格を適用させて頂きます。
 また2017年モデルのお買い得情報もございますので
 気になる方は一度ご来店ください。
 お待ちしておりますm(_ _)m

 
 

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