特売1グラム32円 ALEXRIMS(アレックスリムズ) ALX473


我が人生で異例のことではございますが
昨晩より巨人への感謝の念が絶えない広島の自転車屋ですこんにちは。
何のことやらお分かりにならない方は
本日のセ・リーグの順位表を御覧くださいうふふ。

私自身も篠塚のファインプレーや鹿取のサイドスロー
クロマティの乱闘に魅了された世代ですので
決して巨人憎しではないのですが
常勝チームと四半世紀ぶりの優勝チームとでは
やはりそれぞれの応援動機に相容れなさがあるような気が致します。

という偉そうなことを書いた直後から
交流戦であっという間に転落していく可能性もございますので
何はともあれ明日からの対西武戦を必死で応援致しましょう。

ちなみに西武は秋山選手のファンでしたが
翔吾ではなく幸二さんの方です。
西鉄ライオンズは知らず、さりとてホークスを
南海とかダイエーとか言っちゃう
そんな世代です。
パ・リーグの助っ人と言えば、デストラーデとブライアント。
 
 
今日こそは自転車屋らしい内容で、と前回宣言したものの
意外に野球話が長引きまして、こら参ったねと
思わず額をペシリと叩いた瞬間に目が合いましたのが
本日ご紹介するこちらの商品です。

ALEXRIMS(アレックスリムズ)のアルミクリンチャーホイール”ALX473″。
定価は46,000円(税抜・前後セット)です。

ALEXRIMSというと聞き覚えがない方も
“A-CLASS(エークラス)”というと
「あー、あの完成車によく付いてくる」
となるのではないでしょうか。

「あー、あのベンツの」
という方は、取り合えず本日の内容とは無縁なような気が致しますので
葉巻をふかしながらシャム猫の頭でも撫でておいてください。

今年からブランドネームをALEXRIMSに統一したそうですが
そのラインナップは完成車向けのありきたりなものだけではなく
ディスクロード用やブースト規格対応のものを間髪入れず
投入してくるなど、ホイールブランドらしい瞬発力にも定評がございます。

その中でも注目されておりますこの”ALX473″は
特に昨日今日発売された新製品ではございませんが
発注をしてから暫く待たされた程の人気商品です。

その人気の理由は、タイトルにも書きました
1グラム32円というお買い得感。

これがスーパーの何とか牛ですと
100グラム3,200円となり
「んまぁ、高いわねー」
と主婦を敵に回すことになりかねませんが
幸いなことに置いているのは自転車屋です。

自転車パーツの中で最も価格差があり
かつ効果を実感出来る度合いも高い
というホイールですが、一般的に
“軽いものほど価格も効果も高い”パーツです。

それは軽くする為にカーボンやチタンといった
高価な材料を使用するからなのですが
(もちろん謎のブランド代やらも)
今回の”ALX473″はアルミリムにステンレススポーク
という極めて庶民的な材料で構成されております。

それでいて重量は前後で1400g。
それでいて価格はセットで46,000円(税抜)。

この、自転車乗りだけが驚愕するお買い得感を
一般の方にも分かりやすく表現すると
三冠王を獲得したプロ野球選手の年俸が500万円。
野球に興味のない一般の方には
都心の新築50階建てマンションの最上階が1200万円
の方が分かりやすいでしょうか。

いかにも田舎の人間が表現しそうな例えで恥ずかしいのですが
つまりは、「想定した価格帯を大きく下回る価格」
をこの”ALX473″は示しております。

ご参考までに、シマノの同じくアルミクリンチャーホイール
“WH-R9100 C24 CL”は、前後で1450g
価格は145,064円(税抜)です。

先程の牛肉換算をすると
これまた計算しやすい1グラム100円です。
100グラムだと1万円!

このグラムあたりの値段は
何となくそのお得感を表すのに使っておりますが
例えばヘビー級と言われる前後2kgのホイールが
2万円であったとすると、これは1グラム10円ですから
数字だけで言いますと、お買い得ホイール選手権ぶっちぎり優勝です。

という訳で、この牛肉換算法は
あくまで「軽量ホイール」と言われる
前後1400g前後以下の商品に対する基準でございます
ということをヤブカラボーに申し上げておきます。

その1400gという”ALX473″の重量はあくまでカタログ値でして
実測するとそれよりも約30g重たかったのですが
それでもデュラホイール(WH-R9100 C24 CL)と
ほぼ同じ重さのものが1/3以下の値段で買えてしまうことには変わりありません。

ホイールを重量だけで語るのは
先発投手を勝利数だけで評価するのと同じぐらい
部分的な見方ではございますが
このホイールの真にコスパ良しとされるところは
そのトータルでの能力の高さにあります。

曰く
ワイドリム
セミディープ
エアロスポーク
グッドデザイン。

ワイドリムは、転がりと乗り心地の良さで
昨今スタンダードとなった感のある25Cタイヤを
装着するのに最適な仕様で
それに30mmのリム高とエアロスポークを合わせることで
上りも平地も得意とする万能なホイールの出来上がり、となる訳です。

先の投手の例でいくと
勝ちも見込めて、完投できる体力と精神力も兼ね備え
怪我も少なく、それでいて年俸が大幅に減っても
チームを優勝に導く為に粉骨砕身する
というまさに黒田選手ではありませんか!

「ホイールネタかと思ったら結局そこかい」
と思われた特に巨人ファンの方には申し訳ございませんが
そんな男気あふれるホイールが入荷しておりますので
ご興味のございます方、特に完成車に付いていたものから
最初のアップグレードを検討されている方
是非実物をご覧になってください。

ちなみに葉巻を吸い終えた先程の方には
その隣に1グラム177円の
“FULCRUM RACING ZERO CARBON”(定価24万円)
が吊られておりますので、こちらを是非どうぞ。

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