イメージが形に!ANCHOR(アンカー) RS8
まだ半年も経っておりませんが
オープン以降2,3位を争う忙しい連休を乗り切って
ガッツポーズの自転車屋ですこんばんは。
ちなみに忙しさ1位は文句なしでカープ優勝セール期間。
しかし突然涼しく、いえ時間帯によっては肌寒くすら感じるようになりました。
敬愛する気象予報士の勝丸恭子さんがかねてより予報されていたように
先日までの台風や長雨の後に空気がガラッと入れ替わったのでしょうか。
本日も、これまで通りの薄着で出かけたカタガタがガタガタと
身震いされているところを見かけましたが、これからのサイクリングは
ウインドブレイカーやウォーマーが必携となります。
特に下りの多い山間部へいらっしゃる方々は、寒さ対策を万全にしましょう。
と、これまで何度も冬山で凍死しかけた自転車屋が説得力皆無に申し上げます。
さて、カメラのコマーシャルかという本日のタイトルですが
つまりは、日本が誇るANCHOR(アンカー)のオーダーメイドバイクのご紹介です。
ANCHORは、言わずもがなですがブリヂストンサイクルの
レース部門と言うべきブランドです。
ここ最近、他ブランドがこぞって競っているような
過剰なまでの軽量化という風潮から外れた独自の路線を貫いており
主に剛性のシーンに合わせた適正化や、細かいポジショニングの選択肢
そして耐久性に重きを置いた開発をしております。
そしてデザインは白紙を基本としております。
つまりフレームサイズやパーツのサイズセレクトのみならず
フレームのカラーオーダーを可能にすることにより
お仕着せではない乗り手のイメージがそのまま形に出来ます。
※EPSEやEXのようにカラーオーダー不可なモデルもございます
今回ご注文頂きましたフルカーボンのレースモデル”RS8″は
それまでホワイト基調のエントリーカーボンロードを乗っていらっしゃったオーナーさんが
「黒く塗りつぶしたくなった」
などと、まるでローリング・ストーンズのようなことを仰りながら
ご注文された1台です。
当初のご希望では「とにかく真っ黒、ロゴもなんも要らん」
とのことでございましたが、流石にロゴを入れないと
メーカーがイジケて広島ではなく鹿児島へ発送するとか
納期に5年かけるとかされる恐れがございませんが
取り敢えずの妥協と致しまして、フレームは黒、ロゴも黒と致しました
結果、予想以上に真っ黒なフレームとなりました。
画像を少し加工するとなんとなくロゴが見えますが…
ヘッドチューブにもメーカーを表すものが何もございませんので
これをご覧になってこの自転車がANCHORと言い当てた方は
お一人もいらっしゃいませんでした。
コンポーネントの殆どとホイールは
元の自転車から移植致しましたので
カーボンフレーム+電動コンポ+ディープホイール
という高級トリオの割にはお安く組み上がったと思います。
ちなみにサドルは新調されて
セライタリアの”ノヴァス スーパーフロー”。
その何だかスターウォーズに出てきそうなサドルの形状と
全体的なカラーから、この自転車に”ベイダー卿”と勝手に名付けたのは秘密です。
実際乗ってみられて
「以前のバイクより格段に進む」
と仰って頂けましたので、カラーオーダーシステムだけではなく
フレームの総合的な性能もレースマシンに相応しいもののようです。
このこだわりの1台とフォースと共に今後も自転車生活を楽しんで頂ければ
ダークサイド仲間のワタクシも嬉しく思います。
お買上げありがとうございました。
追伸 夜道でハネられないようお気を付けください。