ウェルカムママチャリ
一足早い春の陽気に包まれた昨日から一変して
今日は未明から雷雨にThunderstruckの尾道よりこんにちは。
唐突に浅いロックの想い出を語りだしますが
このAC/DCで最も好きな”Thunderstruck”。
最初は”Thunders”+”truck”かと思っておりました。
「サンダース」+「トラック」ですので
「トラック野郎サンダースおじさん」なイメージ。
通ぶって語りだす前に気付いて命拾いしましたが
今ここに書くことでせっかく拾った命を無駄にした様な気もします。
因みに未だに仲里依紗は「なかざと」さん。
スペース大事。
想い出終わり。
※Thunderstruck:
”thunder(雷)”+”struck(strikeの過去で「打たれた」)”で
「仰天した」という意味の形容詞だそうです。
しかし昨日の陽気は、しまなみ海道を走られた方が
口を揃えて暑い暑いと仰る程でした。
花粉症の方には申し訳ございませんが
あの杉達が身を震わせ、粉を撒き散らして
生命力みなぎる暖かさを謳歌する姿は
まるっきり自転車乗りにも当てはまります。
花粉はさしずめ汗でしょうか。
そのような訳で、これからのシーズン到来に向けて
自転車屋は気合を入れてみようかと思う所存です。
まずは少し台数が増えたレンタサイクルの
効率的な運用計画と装備の新調。
それが終わったら、あとは自分の自転車の埃を…
いや、その前にどこにしまったのかを思い出す儀式を…
さて、そんなスポーツ自転車のシーズンと同じく
新しい生活の始まる春は、実用車の需要も最大となります。
それは新調という意味だけではなく
入学や入社、転勤で新たに始まる
通学、通勤に向けた既存自転車の整備も含まれます。
なにせ小さな自転車屋でございますので
スポーツ自転車しか置いていない店内をご覧になって
「ここは普通の自転車はやっていないのですか?」
とよく聞かれるのですが、車種を問わずウェルカムです。
むしろ、シティ車(ママチャリ)の整備は
高級スポーツ自転車よりもやりがいを感じることが多いです。
それは、まぁビフォーアフターの差が分かりやすい
イコール、ビフォーがひどい状態、ということなのですが
アフターとの差を喜んで頂けるとやりがいもまたひとしおです。
本当は高級スポーツ自転車のように
「ノートラブルの状態を維持するのが当然」
とママチャリも思って頂ければ嬉しいのですが
特に「荷物が積めて、歩くより早く移動できればOK」
と言う扱いの男子高校生等は
手の施しようがない状態まで酷使するケースが多いようです。
と、非難めいて書いているようにも見えるかも知れませんが
四半世紀前に毎日5kmの通学を支えてくれた自転車を
いつどういった理由で処分したのかすら
自転車屋ですら覚えておりませんので、その愛着の希薄さは
これはもうその年代ではやむなしかと思います。
そんな訳で、自転車のあちこちから鳴る異音が目立ち過ぎて
入学式後に先輩の体育館裏コース?、と怯える新高校生や
乗る度にチェーンが外れて勤務初日から遅刻しそう
と怯える新社会人の方は、まずは点検だけでも
気楽に受けにいらっしゃってください。
当店の口癖は「もったいない」ですので
すぐに新車買い換えではなく、コスト面を考えながら
ベストなご提案が出来ると思いますよ。
ところで「体育館裏」はもはや死語でしょうか。
写真は先日納車のパナソニック”Vivi LS”。
足つきの良い20インチの電動アシスト自転車です。
ところでタイトルで思い出しましたが
そのママチャリを酷使しておりました高校生時代に
最も聴いていたロックバンドはGuns N’ Rosesでした。
“Welcome To The Jungle”の
「シャナナナナナナナ」は今挑戦しても舌が攣ります。