しまなみ海道4島周回サイクリング
本日もサイクリング日和の尾道の
日の差さない商店街内の肌寒い自転車屋よりふるえながらこんにちは。
オープンよりずっと、薄手の長袖パーカーを制服としてやっておりましたが
「あそこの自転車屋、いつも同じ服で不潔じゃのぉ」
とご近所さんに広島風陰口を叩かれそうな気が致しましたので
本日は半袖シャツで仕事をしておりますがやっぱり寒い。
まぁしかし、しまなみ海道を汗だくで走られた方には心地よいでしょう
と自分を納得させつつ、本日は昨日のサイクリングの様子などをご紹介致します。
コースはこちら。
※画像はSTRAVAより
ここのところ、店のアレコレで自転車に乗る時間もございませんでしたので
取り合えず半日ほどしまなみ海道をぶらぶらしようというコンセプトで
ようやくの定休日の朝、当店の丁度裏手にある福本渡船に乗船。
向島行きの福本渡船は左奥の小さな船です。
右のアヴァンギャルドな船は百島(ももしま)行きです。
この日はのんびりサイクリングということもありまして
使用自転車はクロモリのシクロクロス荷台付き。
シクロクロスは、見た目はロードバイクのようですが
太いタイヤを取り付けられるので荒地走行も可能、という便利な自転車です。
という万能感もあって、シクロクロス乗りは大抵こんな道が好きです。
この光景などは、ロードバイクの方からすると「うげっ」ですが
シクロクロスの方は「うほっ」です。
まぁそんな道ばかり選んで走りますので
大抵行き止まりで引き返す羽目になるのですが。
道中思いついたこの日の目標は
“尾道側の4つの島をくまなく周回する”というものでしたが
その4つ目の島がしまなみ海道最大の島大三島(おおみしま)で
かつ、この島の南部には細かいアップダウンが多く
途中から遊んでいられなくなるほど疲れを感じました。
しかしそういう高低差のあるところだからこそ風光明媚な場所も多く
そこに美術館が並んでおりますので、自転車でなければ興味深いエリアです。
自転車でなければ。
今治市伊東豊雄建築ミュージアム
ところミュージアム大三島
ここら辺です。
疲れたと言いつつも、この日の気持ち良い天気にそそのかされ
やはり辺鄙な道をさまよい走ります。
しかしこの日は特に海が青く見えました。
飛び込んだら5秒でドザエモンというカナヅチな私でも潜ってみたくなるほどに。
そんな大三島で見かけたアレコレ。
竹の子じゃなくて青年。
より安全そうなガードレール。
ダイエット中の方には酷な地名2連発。
※「盛(さかり)」と「肥海(ひがい)」と読むそうです。
大三島北部は、部分的に写真のような自転車走行帯が備えられ
またアップダウンも南部ほどございませんので
非常に走りやすいと思います。
しかし補給場所もありませんし、人通りもまばらですので
とっさのトラブルに自身で対応出来る方向けであるかも知れません。
ちなみに私はこの道中に携帯空気入れを持っていないことに気付きましたが
そういったうっかりさんでも、その事実に帰宅まで気付かなければ
取り合えずオススメなコースです。
そんな暑いけどヒヤヒヤな140kmでございました。
今日は疲れて仕事する気になれません。