亀老山(大島)現地集合現地解散サイクリング

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昨日までの、快晴と言うには生ぬるい
タンドールの中のような熱波デイズから一転
本日は未明からジャンジャカ雨模様の尾道よりこんにちは。

タンドールの中には入ったことがありませんが
ナンやらチキンやらがあれだけこんがり焼けるのですから
本日の私の日焼け具合から見てその例えはあながち間違ってはいないと思います。
ちなみにタンドリーチキンの”タンドリー”は
タンドールの形容詞形ナンだそうです。

そんなインドカレー好きのチキンがタンドールに果敢に挑み
そして脱出するまでのアドベンチャーを本日はお送り致しますが
ダンスも何も出てまいりませんので盛り上がり箇所はゼロです。
※タンドール:インドの壷窯型オーブン

出発は、窯がまだ高温に達する前の朝6時半。
この時期のサイクリングは
とにかく早朝か夕方以降に限りますが
寝ぼけていたのか、いきなり財布を忘れました。
所持金は小銭の900円だけ。
果たしてこれでもつのやら…。

今回は何と松山在住の大学生がご参加くださいました。
しかし、流石に大学生に尾道まで来て頂くのも気が引けましたので
集合場所を両市の丁度中間地点である、大島南部に設定。
尾道組も松山組も片道60数kmの走行で済むように致しました。

さて、尾道組は平日の早朝ということもあり、スムーズにしまなみ海道を疾走致します。
が、先日の豪雨の影響がそこかしこに出現し足止めもしばしば。
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しかし大島の一つ手前である伯方島(はかたじま)に着く頃には
既に「こ、腰が…」状態です。
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しかしそこもなんとかフガフガ言いながら乗り切り
2時間ちょっとで待ち合わせ場所であるよしうみいきいき館に到着致しました。
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そして、まだ姿の見えない大学生が渡ってくるであろう
来島海峡大橋をぢっと見ます( ・_・)ジー
ちなみにここからの橋の眺めは個人的にお気に入りです。
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しかし来ません。

PCソフトではなく土佐弁の”イラレ”(意味:せっかち)ですので
そろそろ出発しようかと腰を上げたところにようやく大学生が到着。
聞けば寝坊をしたので松山から橋の向こうまで車で来たそうです。
つまり自転車の走行距離は橋の長さ分の4km。
こちらの走行距離は60数km。

大学生は遅刻したことよりも
「これから上る山にワシを紐で引っ張っていきんさい」
と笑いながら、しかし目はマジのオッサンに
心底恐怖を感じたことでしょう。

その目的地である山は
集合場所からほど近い所にございます亀老山(きろうさん)。

その標高は300mちょっとと
向島の高見山と大差ないのですが
頂上からほぼ360度見渡せるパノラマビューと
そこに至るまで延々と続く10%前後の勾配が
主に車でいらっしゃるラブラブカップルと
少し頭のおかしい脚力自慢の自転車乗りに人気です。

そんな訳で、人数を増やしたおかしいライダーズがこの難コースに挑みます。
大学生は余裕の表情です。
なんせまだ10kmも走っておりませんからな。
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しかしこの学生さんは
去年自転車での本州一周を成し遂げておりまして
その精神力と脚力は実績がございます。
ただ起床力だけg

時刻はそろそろ気温が上がってこようかという9時半頃。
そんな中を太陽に近付こうかと上っていく姿は
まるで羽のロウが溶けて墜ちていったギリシャ人のようです。
まぁそのような悲壮感はございませんでしたが。

壮大な瀬戸内海の眺めを堪能する余裕もなく
しかしペースダウンをすることもなく
意外とあっさりと揃って山頂に到着。

そこにあるラピュタのような展望台を上ると
亀老山展望台
先程は見上げていた来島海峡大橋が眼下に!
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今治の市街地も一望できます。
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ここからのサンセットシーンが人気ではありますが
午前中の澄んだ眺めもなかなかのものです。

で、その後大島で大学生と別れ
尾道に向かって帰る途中にオーバーヒートをし
因島でしばらく水をかぶって横になっておりました。

時刻は丁度正午頃。
本当にこの時期のサイクリングは
“自分を河童と思って走れ”(皿が乾くと弱る)です。
だからといってキュウリだけで補給をしていると多分ハンガーノックになります。
ちなみに道中500mlペットボトル5本とあんぱん1袋を購入して残金11円。

つまりは、この時期の午前中に快晴のしまなみ海道を5,6時間走る場合
・3リットル以上の水分
・1000円以上の所持金(昼食無し)
は最低でも必要ということになります。
個人差はあるかと思いますが、参考になさってください。

というより、昼間は極力走らないほうが良いですはい。
顔もヒリヒリしますし(*´ω`*)

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