納涼サイクリング in 府中

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世の中がリオオリンピックの開幕に沸き立つ中
昨日の巨人戦に競り負けた悔しさでお通夜状態の自転車屋ですこんにちは…。
 
頭の中では
「中崎が打たれたなら仕方ない…力は拮抗していた…」と
納得しようしようとするのですが
いかんせん相手が今一番負けてはいけないチーム
(かつ個人的に最もアンチ)で
勝てない試合ではなかっただけに、その悔しさもひとしおです。
 
しかし球を投げて棒で打って決められた区域を走る、という
そう遠くない昔に生み出された単純なゲームの結果に
これほど一喜一憂するのは、客観的に見るとおかしなことです。
そして、例えば私がクリケットの試合で盛り上がれないように
その一喜一憂の前提として、そのゲームの内容を理解していないといけません。
しかし「チームへの思い入れ」があれば
例えルールすら知らなくても、結果に一喜一憂出来そうな気もします。
つまりは、私個人で言えば、まず思い入れのあるチームが活躍していることが嬉しく
ゲームの内容はその喜びを共有しやすくする為の情報に過ぎないのだと思います。
 
その思い入れを広島生まれでもない私がカープに対して持っているのは
他界した祖父が「弱いカープ」を応援していたからで
そんなチームが現在首位を必死で守っているということだけでも
考えてみれば非常に喜ばしいことです。
 
と自らに言い聞かせつつ、これからも出来るだけ平常心で応援をしましょう。
特に本日の先発は黒田投手ですので
連敗阻止の為(仕事そっちのけで)必死に応援します!
頑張れカープ!
 
と言いつつ、明日のブログが
 
「また負けた。もう鯉という弱々しい名前がいけんのじゃね?」
 
などと書かれて炎上しておりましたらスルーしてください。
 
 
また前口上だけで終わりそうなボリュームですが
本日の本題は、水曜日に単独で行ってまいりました
納涼サイクリングのレポートです。
 
本日のコース
距離  ☆☆
勾配  ☆☆☆☆
涼しさ ☆☆☆☆☆
 
涼しい場所と言えば、「木陰」「高地」「水辺」
というキーワードが頭に浮かびましたので
それを基に行ってまいりましたのは
御調(みつぎ)経由の府中です。
つまりは尾道からですと北東部の山岳地帯です。
 
御調までの序盤はいつも通りのルートですので
過去記事をご参照ください。
 
そして到着の三郎の滝です。
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この交通量の多い道は、御調と府中を結ぶ国道486号線ですが
そこから斜度10%台の坂を少し上りますと
「三郎のすべり滝」に辿り着きます。
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実際のすべり滝はこの赤い橋から階段で上った先にあるらしいのですが
あいにくのビンディングシューズでしたので泣く泣く通過。
この時点で曇りがちな朝9時頃でしたので
滑っておりましたら、ひょっとしたら冷たさで心臓が止まり
下流の小学生たちにトラウマを植え付けたかも知れません。
 
すべり滝の様子(画像検索)
 
そこから先の上りは僅かなハイカーしか入らないような山道で
前日の夕立の影響もあり、苔むした路面はパンクやスリップに気を使いました。
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三郎の滝の上流。
ここで滑ったら死人が出そうなほどの滝の落差です。
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こういった小川沿いの木陰ルートというのは
京都市北部でよく見かけた風景でしたので懐かしさを感じました。
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但し路面状態は決して良くはありませんので
いらっしゃる方には太いタイヤをお勧め致します。
 
長い上りを終えると、虫取り網が似合いそうな風景がありました。
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しかしそれも束の間、尾根を越えると
今度は下り基調の山道が続きます。
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涼しいのですが、こんなことになっていたりして
片時も気を抜けません。
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そしてこの山道を下りきってしばらく走りますと
今回の目的地である河佐峡(かわさきょう)に到着です。
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ここも水遊びの場として子供たちに人気があるようで
平日の午前中でしたが沢山の車が行き来しておりました。
 
そろそろ太陽が真上に来る時間でしたので
私も自転車からそのまま川面へダイブしたかったのですが
そこまでにガードレール、木立、河原がございましたので
ダイブしてもただの事故で片付けられるだろう、と断念致しました。
そもそも泳げないのですけど。
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そんな水と無縁なサイクリストにオススメなのが
河佐峡の少し先にございますこちらの高架下です。
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不思議な事にこの高架下だけ不気味なまでにヒンヤリしております。
 
恐らくですが、この真上を走る福塩線の
6kmにも及ぶトンネルから吹き出す冷気が
この一段低くなっている道路に滞留しているのではないかと思います。
河佐峡まで走られた方はついでに体感してみてください。
 
そんな訳で、充分に涼を納めた後は
いつもの世羅方面を周ってトットと帰った
約90kmの午前中サイクリングでございました。
 
感想と致しましては
「目的地が涼しくても帰りが結局暑い」です。
 
しかし森の空気と木陰に包まれながら走るのは格別でございました。
帰宅後の水風呂も。
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番外写真
 
「おつりが欲しいならワシを倒してからにしてケロ」
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「この暑いのに」「よく走るわメー」
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こちらのお宅も最近の広島にはヤキモキしていらっしゃることでしょう。
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ガードレールは縦方向にも強いみたいです。
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宮沢賢治というより怪談に出てきそうな食堂。
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尾道から河佐峡まで。


 

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