初接客
店も自転車以外は何となく形になってまいりまして
余裕の体でカープの実況など眺めておりましたら9回裏に逆転サヨナラ負けを喫し
しばしの放心の後、取り合えず進捗状況などを書いて心を落ち着けようと阪神め…金本監督め…。
ちょっと店のことは置いておきまして
しかし抑えというのは非常に精神力が必要とされる役目だと思います。
あ、野球の話ですよ。
自分の仕事次第で、それまでの味方の努力が水の泡となってしまうというプレッシャーが
しかも試合展開によってはほぼ毎日続く、という。
自分であればそんな重圧に耐え切れずブラインド投球→危険球退場だと思いますが
そんな自分の出来ない、やりたくない仕事をする方々は本当に尊敬します。
ですのでこれにめげず、明日からも広島の守護神として頑張ってください中崎選手。
よし、おおお落ち着いた。
さて本日のトピックですが、ついに初めてのお客さんとの触れ合いがありました。
始まりは1本の電話でした。
「自転車の組立が出来なくて困っているのですが…」
と仰る若い(と思われる)女性の声が。
伺えば輪行(自転車を袋に入れて電車で移動すること)で尾道駅に到着されたそうですが
その組立ての段階で往生されているとのことでした。
まだ店がオープン前ということはお伝えした上で
しかし目の前で自転車乗りさんが困っていらっしゃるその状況は流石に無視できず
さらにはネットで検索して頂いたというその状況もちょっと伺いたかったので
と色々理由は付けておりますがまぁ女性に頼られたヽ(=´▽`=)ノワーイ
という単純な動機で参じました。
しかし鼻の下を伸ばしながら到着した先で見たものは
モデルさんみたいな美人さんと内装変速のクロスバイクさん。
しかもどうやったらここまで、というぐらいにチェーンが絡まっておりまして
「あ、私通りすがりの者でした」と通りすがろうと思ったのですが
既に素性がバレておりましたので観念してやってみました。
伺うと、今回が初めての輪行で、袋詰めは何とかご自身でされたそうですが
難易度の高い内装変速タイプの組み付けは流石にぶっつけ本番では無理だったようです。
そこでスマートフォンで駅周辺の自転車店を検索すると当店がヒットしたとのこと。
「白目むきながらGoogleの設定をしておいた成果が今…」
とさめざめと涙する私にそっとウェットティッシュを差し出す美人さん。
それをチェーンで真っ黒になった手で受け取る私。
あ、手を拭けということですね、有り難うございます。
これからゴールデンウィークや夏休みといったシーズンに入ると
今回のような依頼が増えると思いますが、皆さんの念願である
しまなみ海道サイクリングを万全な体制でサポート出来るよう
気を引き締めてやっていきたいと思います。
と、その前に早く店を開けろという話ですねすみません。
写真は本文と何の脈略もありませんが
本日撮影の観光地尾道のイメージです。
※なにぶん1人ですので、オープン後は出張サポートが出来ない旨ご了承ください。