新年のご挨拶 2025
毎年のことではございますが
スーパーのディスプレイが
バレンタイン一色になったこの時期に
今更ながらの明けましておめでとうございます。
もう仕事開始から2週間近く経ちますので
何を今更な感が、書いている本人にも
しらじらと漂ってはいるのですが
とりあえず年始の挨拶を欠かしますと
「いつになったら店が開くのですか?」
という問い合わせが年末辺りに
きそうですので、一応の形式といたしまして。
しかしそのスーパーですが
つい先日までクリスマス、次いで正月
という飾りつけをしていたはずが
もうチョコレートですよ。
休みの長さ以外に季節感の無い
当店からしてみれば、なんとも
忙しないように思えるのですが
客の購買意欲を早い段階から
視覚的に刺激するテクニック
というのは、小売業では当たり前なのでしょうか。
雪国は例外として、日常生活の
文字通り足である自転車は
そんな季節感や行事には
基本的に無縁だと思いますが
何か業界の大きな力でそういった
商業的行事を打ち出すのも面白いかもしれません。
日本のバレンタインなどはその典型で
チョコレート業界の思惑で生まれた
THE商業的イベントですし
最近耳にする恵方巻やハロウィンも
それぞれコンビニ業界と…かぼちゃ業界?
まぁJAでいいや、による企てと思われます。
で自転車業界もそれに倣いたいところですが
いかんせんかぼちゃ等に比べると高価過ぎます。
最近はママチャリ(日本メーカー)でも
5万円はいきますので
「バレンタインにはチョコと一緒に自転車も」
などと打ち出すと
義理自転車(ママチャリ)で
10代の女子などは破産してしまいます。
そして200万円の本命自転車をもらった側も
ホワイトデー破産を覚悟せねばなりません。
結局その価格や耐久性から
毎年贈り贈られるものでもなさそうですので
これもその業界が唐突に提唱し始めた
“スイートテンダイヤモンド”
(結婚10周年にダイヤモンドを贈ろう)
と同じ路線を目指すべきでしょう。
「お子さんが10歳になったら
ハッピーテンバイシクル!」
しかし成長期真っ只中の10歳は
実は自転車の購入には不適なんですよね。
キッズバイクには大きく、大人向けには小さい。
“100”という数字が、ハンドル1つに
車輪2つの自転車に見えなくもないことから
「お子さんが100点取ったら
満点マウンテンバイク!」
と微妙なダジャレコピーも考えましたが
出来杉君などは自転車置き場が
すぐに一杯になるでしょうし
勉強嫌いだったワタクシなどは
卒業するまで徒歩です。
いえ、そう言えば高校生の時に
世界史で105点とったことがありました。
問題数が110問ありましたけど。
結局現実的なところでは
「腹囲が100cmを超えたら
ダイエットバイシクル!」
となりそうですが、そうすると
一生自転車と無縁な方が大多数ですかね。
そもそもこの場合、誰からも
贈られなさそうですので自腹購入ですか。
今年もこんな感じで商売気無く
ダラダラとやっていきたいと思いますので
自転車でお困りのことがございましたら
お気軽にご来店ください。
ちなみに、長い冬休み後になんですが
2月後半から3月上旬の平日に
臨時休業をする予定でございます。
また詳細はこちらでご案内いたしますが
あらかじめご理解頂ければ幸いです。
最初の画像は、先日持光寺で撮りましたロウバイです。
1年の始まりを香りで告げる
こちらは季節の代名詞です。