臨時休業のお知らせ 2月23日(木)
この寒さの中全く脈略のない話題でナンですが
ここんとこインドブーム只中の自転車屋ですナマステ。
インドとはなんだかんだと縁が深く
丸写し出来そうな本が沢山ありそうだから
という理由で選んだ卒論テーマが
インドのカースト制度でしたし
それから10年経って実際訪れてみて
「こんな国二度と来るか!
テメエらそこらの野良牛に
ハリケーンミキサーでも喰らいやがれ!」
とプリプリしながら帰国して
その後しばらく謎の体調不良で寝込んだり
ひょっとして相性は最悪なのではと思いつつも
まぁ縁だけは続いている不思議な国です。
あれから20年近くが経っておりますので
今行けばまた違った感想となるかも知れませんが
当時はとにかく毎日がインド人との戦いで
入国当初は慈愛に満ちたクリシュナ顔の私も
最終日には破壊の神シヴァの形相で上記の捨て台詞。
もちろん親切な方も沢山いらっしゃいましたが
それを圧倒的に上回る狡猾な人々のお陰で
インドは今でも唯一再訪したくない国になっています。
彼らにとっては、自分よりお金を持つ人から
取れるだけ取ることに罪悪感は無いかも知れませんし
その強制的な施しを相手に強いることが
ひょっとしたら功徳の一つにすらなっているのかも知れません。
もし彼らが、いかに私がその渡航費や滞在費を
安アパートで爪に火をともしながら工面したか
という、マハーバーラタもビックリな
長い長い話を聞けば、また違った対応になったかも知れませんが。
インドは癖になる人と嫌う人に分かれる
とは以前よりよく耳にする言葉ですが
これはもうその人の相性によるものでしょう。
しかしここまで言っておきながらナンですが
料理と映画はその限りではありません。
インド料理は、他府県の店にまで
足を伸ばすほど好きですし
インド映画は、作品によっては
ハリウッドをも超えたと思っております。
特に現在上映中の”RRR”は
3時間の上映時間が全く苦にならず
来店された常連さんにも片っ端から
お勧めするほど個人的に大ヒットいたしました。
ハマりすぎて、映画で話される
テルグ語(インド南東部の言葉)を覚えよう
と思ったのですが、文字を見て
「まぁかわいいウフフ」の一言で終わりました。
皆さんの画面に上手く表示されるか分かりませんが
「ధన్యవాదములు」なんて、ゲーム「MOTHER」の
どせいさんが沢山、みたいで可愛らしいですよね。
(意味は「ありがとう」らしいです)
映画をご覧になった皆さんの反応も上々ですので
まだの方は是非どうぞ。
ちなみにイギリス人は観ないほうが良いです。
さて、危なく忘れるところだった本題です。
唐突なお知らせで申し訳ございませんが
来週の2月23日(木・祝)をお休みとさせて頂きます。
まだ寒いのであまり影響は無いかと思いますが
ご来店予定の方がいらっしゃいましたら
くれぐれもご注意ください。
寒いといいつつ
そろそろ梅も見頃が近いですし
海沿いの河津桜も気が早いのが一輪咲いておりました。
春のレンタサイクルも
既に予約で埋まりつつありますので
しまなみ海道サイクリングをご予定の方は
お早めのご予約をお勧めいたします。
ところでインドで自転車屋をやっていたら
どうなっていたか、とは稀に思うことですが
まぁあの交通量と譲り合い精神の無さから
レンタサイクルなんぞ始めた日にゃ
返却率(生還率)5割といったところでしょうか。
カースト縛りで職業選択の自由もありませんし
なんだかんだで色んな選択肢がある
自由な国に生まれて良かった、と思います。
なんせ休業日も自由に決められますし。