雨の日のロードバイク
今日も今日とてルーレットのように
目まぐるしく天候が変わる尾道よりこんにちは。
このルーレットは天気予報も例外ではなく
朝昼晩で予報がコロコロ変わりますので
天候に大きく左右される業種と致しましては
もう少し予報精度を上げて欲しいと思うことしきり。
具体的な右往左往例と致しましては
まず自転車に乗る人が減ります、雨だと。
そうなると修理件数も減りますし
当然のことながらレンタサイクルもキャンセル続きです。
つまりは来客数が減ります。
そうするとこの自転車屋は遊び始めます。
さしあたっては、整備中の自転車のホイールで
ルーレットごっこを始めます。
「パッジェッロ、パッジェッロ!」
と独り言を言いながら
高速回転するスポークに指を突っ込みます。
骨折。
入院。
休業。
廃業。
かくの如く雨とは怖いものなのです、自転車屋にとっては。
しかしここから急に真面目になりますが
だからといって雨でも自転車に乗ろうぜ!
という訳ではありません。
むしろ当店は「雨ならバスや足があるじゃない」
というスタンスです。
これはロードバイクだけを想定しておりますので
シティ車(ママチャリ)やMTB、シクロクロスは
カッパを着て走れば問題ないでしょう。
いえ、やっぱり少しはスリップを気にしてください。
問題はレンタサイクルでも使用しております
細いスリックタイヤを履いたロードバイク。
当たり前ですが、濡れた路面では
上に挙げたその他の自転車よりも滑りやすくなります。
かつパンクの発生率も跳ね上がります。
そして何よりブレーキが効かなくなります。
当店の場合、大雨の中ロードバイクで来店される方は
ツーリングの途中であることが多いです。
つまり道中降られた気の毒な方です。
しかしそうでもない限りは
あえての雨天走行はリスクが高過ぎると思うのです。
レンタサイクルを利用される方は
その為にお休みを調整され
宿も手配されています。
なので雨で計画を取り止めることに
躊躇されるのは当然だと思います。
しかし強行よりも延期の方が、結果的に
安全で良い思い出になる率が高いと思います。
当店のレンタサイクルはキャンセル料不要です。
これからサイクリングと
秋雨前線が活発化する季節ですので
なんとなく思うところを書いてみました。
ちなみにこの店主は
迷子になるかもしれない
犬に追いかけられるかもしれない
飲酒運転の元アイドルにハネられるかもしれない
と色々不安で、晴れていても滅多に自転車に乗りません。
これでパジェロが当たったら
ますます自転車に縁遠くなりそうです。
ちなみに東京フレンドパークが
7年前に終わっていたことを
今wikipediaで知りました。