雨続きに思うこと
毎日毎日、管制官の如く雨雲レーダーを
睨みながら一喜一憂を繰り返しております自転車屋ですこんにちは。
これだけ雨が続きますと
基本的には憂いしかございませんで
“一喜”の内容は
「洗濯物を半日外に干せそう」
とかそんなささやかなものです。
しかし飛行機を文字通り管理し制御する
管制官とは違い、自然相手の傍観者は
為す術なく閑静官やら歓声官になる他ございません。
前回も同じようなことを書きましたが
雨雲の動きを見て
「九州北部にシールド展開!」
とか
「四国の全砲台一斉射撃!
弾幕薄いぞ何やってる!」
などという能動的な行動をとれたら
災害もぐっと減らせるのでは、と
ガンダム世代は妄想してしまうのです。
ちなみに
シールド=巨大傘
砲台=巨大扇風機
艦長=ブライトさん
です。
そんな初代ガンダムに熱中したり
キン消しやらカー消しに
散財していた80年代も
昨今の様に毎年の自然災害が当たり前であったか
と考えると、どうもそうではなかった様な気がします。
遊びに夢中過ぎて、そういった情報が
入ってこなかっただけかも知れませんが。
もちろん大雨で排水溝から
噴水のように水が吹き出す光景や
休校になる様に、台風に「曲がれ~」
などの念力を送った記憶はありますので
自然災害が何もなかった訳ではありませんが
気を付けるべきは
夕立、日射病、そして台風ぐらいでした。
後はキン消しの買いすぎによる金欠とか
雑魚キャラ(例:ベンキマン)のダブりとか。
これは用語の問題だけかも知れませんが
ゲリラ豪雨や熱中症、線状降水帯や猛暑日
なんて言葉はなかった様な気がします。
夕立は文字通り夕方に発生し
短時間で止んでいましたし
夏の体育は命がけで臨むものでもなく
もちろん教室には扇風機すらありませんでした。
調べますと確かに年間平均気温は
右肩上がりに上昇しているようです。
日本の年平均気温(気象庁)
今の異常気象が
その温暖化によるものかどうかは
分かりませんが
少なくとも熱中症のリスクと
海面上昇の問題には直結していると思います。
雨が続いて大変
という話からダラダラと
環境保護の大層な話になりつつありますが
セージ家が主導すると
全く耳に入ってこない脱炭素化も
この毎年繰り返される自然災害が
この先さらにひどくなるかも
と想像しますと、もっと身近に真剣に
考えられるのではないでしょうか。
何にせよ、どんな温暖化防止対策も
一朝一夕に結果が出るわけではありません。
多分アクシズを地球に落として
人工的な氷河期を発生させれば
数年で結果を出せるとは思いますが
平和的な方法といたしましては
自転車の使用頻度を上げる等
身近なところから実践していくのがよいと思います。
ところで当店でも脱炭素化に有効な自転車を販売しておりますので
ご興味がございましたら是非ご来店ください
(冒頭からの文章は、全て上2行の為の修飾文です)
尾道はまだしばらく雨が続くようですので
皆様色々とお気をつけください。