ゆめしま海道サイクリング(初級編)

ゆめしま海道
本日は曇りがちと言えども
昨日のような天気の急変が今のところはなさそうな尾道よりこんにちは。
秋山真之さん風に言うと
本日の天気曇天なれども傘要らず、といったところでしょうか。
 
しかし昨日は雨の予報ではなかった為
午後の豪雨に対応出来なかった方も多かったと思います。
実際ずぶ濡れになりながら帰宅する子供たちを多く目に致しましたが
そんな日にサイクリングをしてしまった自転車屋の運命はいかに…。
 
 
しまなみ海道を中心に4つの海道がある、というお話は
随分と前…あ、オープン前でしたか、のブログでさせて頂きました。
さざなみ&とびしま海道サイクリング(4/10)
 
その際に走ったさざなみ、とびしまの各海道と
しょっちゅう走っておりますしまなみ海道を除くと
残るは”ゆめしま海道”のみ。
 
そのメルヘンチックなネーミングがしっくりくるほど
素晴らしい自転車環境を持つこの海道は
故に遠方より自転車仲間が遊びにきた際は欠かさず訪れる
ひょっとしたらしまなみ海道よりも個人的にお馴染みの場所です。
 
店のオープンのこともあり、今回は半年ぶりの来訪となりましたが
同行のハイグーシャはなんと自転車自体が半年ぶりとのこと。
天気、気温、そして運動不足人間と、不安だらけなサイクリングの始まりです。
 
まずは極力上りを避けて、一般的なしまなみ海道で因島まで走ります。
因島
因島と言えば、ポルノグラフィティと東ちづるです。
ちなみに今の今までポルノグラ”フ”ティだと思っておりましたごめんなさい。
 
因島では通常のブルーライン以外の道を走りましたが
生口島へと繋がる生口橋を通るのはいつも通り。
生口橋
と、この写真を撮っている時にふと考えました。
「この後橋を渡って生口島へ下りて、それから瀬戸田方面へ…
 あれ?今日はどこへ行くんじゃったか…」
 
慣れというのは恐ろしいもので
ここまで無意識にしまなみ海道を突き進んでおりましたが
今回の目的地はゆめしま海道でした。
 
無駄に上らされたからか、はたまた暑さのせいか
視界の片隅でワナワナとこぶしを握りしめている人がおりましたが無視して
そこからさらに約4km南下し、因島一の繁華街土生(はぶ)港へ到着。
そして目と鼻の先にある生名島へ船で渡ります。
ゆめしま海道
ちなみにこの”生名島”を「いくなじま」と読んだ方は
多分小田急沿線の住人。
 
因島は広島県ですが、船が到着した生名島(いきなじま)は愛媛県です。
その地名”上島町(かみじまちょう)”にちなみ
この一帯の島々で”上島四兄弟”を結成しているらしいのですが
その味のあるキャラクターは見る度に心癒されます。
上島四兄弟
上島四兄弟
こちらが四兄弟の位置関係です。
上島町
上島町は、実際は18兄弟で構成されているそうですが
全員をキャラクター化すると、ウルトラマンか
三十三間堂の千手観音像並に収集がつかなくなるのでしょうか。
取り合えず大家族代表の4名ということらしいです。
 
その兄弟の…大きさで言えば3番目のようですが
性格は大らかで笑みを絶やさない次男?という印象の生名島は
全周約9kmの、最も自転車向けと思われる島です。
 
まずとにかく交通量が少なく、特に船着場から反時計周りに走ると
殆どと言っていいほど車と出会いません。
であるのに道路の幅はゆったりと余裕があり
風光明媚なのは言わずもがな、適度な小さなアップダウンまで完備されております。
生名島
そしてこれは上島町、そしてしまなみ海道全域に言えることですが
人情味に満ち溢れております。
 
特に都会の方などは、登下校時の小学生に挨拶をされることなど
非常に稀なことだと思いますが、ここではそれが日常で
そうした人とのふれあいを感じやすいのも自転車の魅力の1つだと思います。
 
まぁこれがヒゲ面のオッサン1人サイクリングでしたら
周囲の反応もまた違っていたかも知れませんがそこは考えない(-_-)
 
交通量の少なさと比例して補給場所も数える程しかございませんが
それ程長くはない距離ですので、船着場で補充をしておけば問題ないでしょう。
とにかく生名島は万人にオススメ出来るサイクリングコースです!
 
そうこうしている内に何やら橋が見えてまいりました。
生名島
今の「そうこう」は”走行”とかけているのですが
補足しないと誰にも気付かれないような気が致しましたのであえて補そk
 
生名島、そして隣の佐島(さしま)、さらにその隣の弓削島(ゆげしま)は
2本の橋で結ばれております。
まずは生名島と佐島を結ぶ、真新しい生名橋。
生名橋
新しいが故に、GPSの地図情報によっては
海上を青キジのように自転車で走ることになります。
生名橋
しまなみ海道の橋が高速道路なのに対し
ゆめしま海道のそれは一般道ですので
全体的にフレンドリーと申しますか、開放的な感じが致します。
この欄干の低さなどは眺望には好都合なのですが
NHKの”こころ旅”では不採用間違いないレベルです。
※旅人の火野正平さんが高所恐怖症の為
生名橋
そうして上陸した次の島、佐島は
その細長い形を横断するだけでしたので
100も数えない内に次の橋へ到着してしまいました。
 
先程の橋の名前が生名橋、次の橋が弓削大橋、そして四兄弟でもない。
佐島の扱いが少し可哀想に思えてきましたが
実はこの島にはディープな観光名所があるのです!
 
しかし今回は視界の片隅で
「この暑い最中にまさか寄り道などすまいな?」と
包丁を研ぎ始めた人がおりましたので
脇目もふらず通過してしまいました。
 
この辺りのディープスポットは
その内ご紹介させて頂けるであろう(上級編)で!
 
弓削大橋を渡り始めますと
弓削大橋
恐らく四兄弟の長兄であろう弓削島が見えてまいりました。
弓削島
弓削島が長兄だと思うのは
町役場の所在地であるということも大きいと思いますが
自転車視点で見ると、その賑やかさや施設の充実具合
しかし裏を走ると厳しいアップダウン、といったところが
責任感を持った頼りがいのある、しかし怒らすと怖い
という長兄像を感じさせるのかも知れません。
 
ちなみに今回は走っておりませんが
積善山(せきぜんさん)が中央にドーンとそびえ立っております
四兄弟の1人岩城島(いわぎじま)は
その坂の険しさから暴れん坊の三男
といったイメージですがまぁ要するに斜度だけで語っております。
 
そんな訳で、弓削島もじっくり周回すると
非常に走り応えのあるコースではあるのですが
今回は包丁をきらめかせているのが背後におりましたので
一目散に目的地へ。
 
以前にお客さんからそのお店のことは伺っていたのですが
火・木・土という変則的な営業日からなかなか伺えなかった
上弓削のパン屋さん“Kitchen 313 Kamiyuge”さんです。
Kitchen 313 kamiyuge
このお店は実は初級編というには難易度が高く
お店へ辿り着くまでの看板がこれだけという。
Kitchen 313 kamiyuge
しかしそれ故に辿り着けた時の喜びたるや
握りしめていた包丁を投げ出してお店に飛び込むほどです。
(包丁はちゃんと回収しておきました)
 
お店のご夫婦も自転車に理解のある方ですので
そのお人柄と味に癒やされたい方は
栄養補給も兼ねて行ってみてはいかがでしょう。
 
ちなみに店内には2人掛けのソファしかございませんので
大勢の場合はすぐ近くの海岸で海を眺めながら召し上がるのも良いかも知れません。
Kitchen 313 kamiyuge
そんな、これぞグルメポタリングという約70kmでございました。
 
汗と涙とむさくるしさしかない上級編はその内ご紹介致しますので
気長にお待ちください。
 
あ、ちなみに帰路の向島で、すれ違ったスクーターのおじさんに
「今本土は土砂降りじゃけーきーつけやー」
と警告頂いた為、豪雨に遭うことなく帰りつけました。
おじさん有難うございました! 
やっぱりしまなみ海道は人情じゃのー。
向島
 
ところで本州のことを「本土」と言うのは一般的なんですかね(・・?
 

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