冬眠前のご挨拶


本日は計3組の若いカップルが入店と同時に回れ右で追い返されました
レッドデビルバイシクルズ(期間限定)よりこんばんは。
異教徒よ去れ( ´∀`)

しかし先のハロウィンやバレンタインもそうですが
宗教行事から本来の観念的な意味を完全に切り捨てて
残った華やかさに経済効果やら恋人たちのペイブメントやらを加え混ぜて
独自の新たな行事を作ることに日本は非常に長けていると思います。

ハロウィンがそういった調理をされたのはごく最近のことですが
バレンタインやクリスマスなどは、私が子供の頃には既に
チョコレートを贈る日
ケーキを食べてプレゼントを待つ日
という確固たる地位を確立しておりました。
その日本での成り立ちがいつの頃なのか、というのは個人的に興味深いのですが
八百万の神に代表されるような、よく言えば寛大な、見方を変えれば節操のない
そんな国民性を毎年この時期にはしみじみと考えるのであります。

私も子供の頃は25日の朝が待ち遠しかったですし
枕元にグローブやラジコンがあった時のあの嬉しさは
ヒゲに白いものが混じり似非サンタとなった今でも覚えているものですが
そういったイベントに無縁な方々や、一方的に店を追い出されたカップルさんには
少し迷惑な話かも知れませんね。

そう言えば先日、小学1年生の女の子へのクリスマスプレゼントとして
自転車をサンタクロース気分で配達してまいりました。
トナカイで運べたら良かったのですが、あいにくこの周辺にはイノシシしかおらず
それにソリを牽かせると猪突猛進して尾道水道へ落ちるか
地元の猟友会にサンタごと仕留められる危険がございましたので
夢のないこと甚だしいのですが、路線バスでお持ち致しました。

ご家族の方がそれを今朝までどこにどうやって隠していたのか気になりますが
本人が喜んでくれましたら、サンタと致しましては嬉しい限りです。
ちなみにこのサンタは、プレゼント代のみならずバス代も頂いておりますので
色々な面で子供の夢をぶち壊してゴメンナサイ。

何の話か良く分からなくなっておりますが
本日の本題は、つまりは表題通り年末のご挨拶です。

今年をまだ6日間も残して休みに入るとはけしからん
と、いらっしゃるお客さんが口を揃えて仰るのですが
フィンランド人は日本語ワカリマセンという体で、明日より冬休みに入ります。
ただし、だからと行って明日からハワイ(羽合)へバカンスという訳ではなく
閉めたシャッターの奥で、連日棚卸しや年末調整のアレコレをしなければなりません。
税理士さんにお願いすればもっと楽になるのですが
“ひとりでできるもん”が合言葉のケチくさい店でございますので
まずはチャレンジです。
ちなみに来年追徴課税で店が潰れた場合は
ひとりでできなかったんだ、と思ってください。

ともあれ今年は皆様のお陰で
初年度と致しましては予想以上のご愛顧を頂きました。
誠にありがとうございます。

来年は、これまたのんびりの1月7日(土)からの営業ですが
引き続き皆さんの自転車ライフのお手伝いが出来ればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

よいお年を!
 
 
あ、当店にも京都弁を話さはるサンタさんがいらっしゃってくれはりました。
遠方よりありがとうございました!
100均のものから、北欧の高級時計に!

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