自転車屋 in 梅雨
毎度毎度の月刊自転車屋ブログですこんにちは。
長雨が続く中、皆様如何お過ごしでしょうか。
もう先々週のことになりますが
GWの代休、及び梅雨休みを頂き
ありがとうございました。
結局休んだ5日間の内、降ったのは僅か
という肩透かしでございまして
梅雨休みという名目と致しましては
休みを取るのが1週間早かった様な気も致します。
しかしお陰様で心置きなく自転車三昧の日々を送った
はずもなく、むしろ自転車を視界に入れぬよう
落語と読書と昼寝に没頭出来ました。
自転車屋には、オフでも自転車漬け!
というのと
作業場でのみメカニック魂を発揮!
という2パターンがあると思うのですが
最近のアタシは間違いなく後者ですね。
「お前さん自転車速いね」より
「メンテ後に愛車が復活したんでさ」
とか
「あの状態からよく直せたもんだ」
と言われる方がとても嬉しいです。
しかし続けて
「ところでお前さん最近のカープはよぉ…」
と続けられると、途端に不機嫌になり
直したばかりの自転車にオモリを付けて
尾道水道に投げ込むかも知れません。
そして、現れた女神に
「新しい自転車はいいので
好調だった5月のカープと取り替えて」
と泣きつきたいのですが
恐らくため息をついて海に帰られ
二人途方に暮れることでしょう。
(カープファン一人、自転車を捨てられた人一人)
もはや何の話かさっぱり分かりませんが
梅雨ということでこのまま続きます。
先程から一人称や二人称が
白々しい江戸言葉になっておりますが
落語も、自転車に乗る時間と入れ替わった
新たな趣味の一つです。
もちろん聴く方でして
この呂律の回らないアタシが挑戦しようってもんなら
「じゅげむじゅげっ…」
で舌を噛み切る最短演目記録更新でしょう。
落語は古い演芸、という意識は私もありましたし
確かにある程度の古い慣習の知識がないと
理解できない古典演目もありますが
一方で新作落語は、予備知識が無くとも十分に楽しめますし
それぞれの演目前に入る小咄”まくら”は
何気ない世間話をよくここまで笑いに昇華出来るものだ
と毎度感心致します。
そう考えると、このブログの前口上も
内容はともかく、まくらと言っていいのではないでしょうか。
そして本日の演目(本題)でございますが
そう言えば何も考えておりませんでした。
尾道は空梅雨気味ではございますが
お陰様で修理依頼で忙しくしております。
しかし思い起こせば
去年の今頃は仕事どころではありませんでした。
なんとか続いております日記を読み返すと
仕事そっちのけで、毎日水の確保に走り回っていたようです。
1年とは言え、あの日々の記憶が
既にうっすらとボヤケてきておりますが
あの断水時の経験、反省点は忘れないようにと思います。
ちなみに、唐突な断水決定直前にとった行動で
自画自賛なのが、炊飯器の容量一杯の米を炊く、です。
これは、もちろん停電していないことが条件ですが
長期化する断水時には、主食の確保と料理の簡略化の面で役に立ちました。
反省点は、やはり容量の大きな水の入れ物を
常備しておかなかったことでしょうか。
次が無いにこしたことはありませんが
極端な天気が増えている昨今ですので
防災や災害時の対応には、常に意識を向けておきたいと思います。
すみません、本題すら自転車に全く関係がありませんでした。
冒頭の、もはや自転車ですらない写真は
先日お客さんと行ったイカ釣りの時のものです。
釣り道具もありますので仕方なしですが
自転車乗り3名とも原付二種バイクで集合でした。
釣果は、お客さん達は見事にターゲットゲットでしたが
何故か私だけイカ釣りでタコ。
外道ではありますが、とりあえず食べられるのが釣れて一安心です。
今年はこの方面の趣味にも力を入れていく所存です。
(そしてますます自転車に縁遠く…)